濃度が濃く持続性が長いパルファムの他の特徴は?
芳香料は原料の他、濃度によって種類が大きく分かれてきます。
形状も一般的には液状のものが多いですが、最近では練り硬水という
固形タイプのものも増えてきています。
濃度は液体タイプより固形タイプの方が高いです。
芳香料はアルコール、香料、蒸留水から構成されています。
これら3種類の成分の割合によって濃度が違ってきます。
ちなみに液体タイプで最も濃度が濃いのは、パルファムと呼ばれる芳香料です。
パルファムはフランス語で、英語でパフュームと呼ばれます。
どちらかといえば英語のパフュームの方が聞き慣れているのではないでしょうか。
パルファムは濃度が15%から20%で、アルコール濃度は他の芳香料に比べて
低く75%から80%位です。
後は蒸留水の割合が5%未満です。
持続性としては約5時間から8時間程といわれており、朝つけると夕方まで
しっかりと香りが残っています。
リビドーロゼはつけてから約90分の間でその効果を発揮します。
香料が最も多い為、価格も高価になります。
高級化粧品の部類に属するものが多く、ブランド品や百貨店などに陳列されている
高級化粧品の製品はほとんどこのパルファムです。
これらと比べると、リビドーロゼがいかに安価かが分かります。
天然由来成分を使用しており、香りはしっかり残るものの、不快感を与えない
上品さがあります。
濃度が濃い為、つける量も少なめでいいですし、日中は香りが持続するので、
途中でつけ直しする必要もありません。
また、時間帯によって香りが変化するタイプのパルファムも多いです。
これは外気にさらされたり、人の肌に直接触れることで香り成分が化学反応を
起こし、違う香りとなっていくのです。